転職で内定をもらった企業を断ったけど、断ったことを後悔している。
やっぱりあの会社に入ればよかったと思うことはありませんか?
内定辞退後に後悔する人は意外に多いです。
せっかく内定をもらったのに他の企業の方がいい条件ではないかという理由、自分の希望する条件でなくて内定を辞退している人も多いはず。
結論、内定辞退した企業に再応募は可能です。
ただし、いくつか選考が1からスタートや企業からのイメージがマイナスからなど乗り越える壁や注意点がいくつかあります。
今回は内定を辞退して後悔している人向けに、実際に内定を辞退した後に再応募をした私の経験談も含めてご紹介いたします。
再応募する前に知っておくべきこと4選
以前内定をもらえたからとはいえ、選考は最初からスタートになります。
再応募したことで印象が悪くなるので今までの選考よりも厳しくなることは理解しておきましょう。
企業にもよりますが、最低1年を空ければ受け入れてくれる企業は多いです。
1年以内でも応募はできますが、書類落ちになる可能性が高いのでご注意ください。
再応募なので内定をもらえたら入社する気持ちで選考に臨みましょう。
もう一度内定辞退をしたら企業に大変失礼にあたりますのであいまいな気持ちであれば再応募するのは少し検討しましょう。
過去にエージェント経由で応募し、内定辞退をした企業に再応募をしたいと伝えたところ、最低1年を空けるのと、より選考が厳しくなると言われました。
それでも応募したかったので応募をしましたが、応募数時間後に書類落ちの連絡がきました。
応募するならリクナビNEXT、dodaなど自分と企業がやり取りをする自己応募を選びましょう。
面接に通過して会場でやるべきこと
内定辞退したこと、再応募を受けてくれた感謝の気持ちを忘れずにまず謝罪を伝えましょう。
また、面接官からなぜ内定辞退をしたのか聞かれなくても、自己紹介や面接の時間に必ず伝えましょう。
内定辞退した過去は変えられないのでマイナス印象からのスタートになるので素直に気持ちを伝えることが大前提になります。
再応募して内定は勝ち取れるのか?
企業の募集状況にもよりますが、内定をもらえる確率は低いことは理解しておきましょう。
クラウドワークスで独自で内定辞退した企業に内定をもらえた割合は約60%でした。
調査方法:インターネット上での50名にアンケート調査を行い、回答を集計。
調査対象:転職活動したことがある20代~60代の男女
調査機関:クラウドワークス
調査期間:2023/2/20~2023/3/1
※Web媒体にて本アンケートを引用される場合、出典を明記した上で本記事へのリンクをお願いいたします。
筆者体験談
同時で先行している企業がありました。
同じタイミングで内定をもらい、給料や条件面でもう1社の方がよかったので内定を辞退しました。
同じ会社ではあったのですが、職種が違う求人は転職サイトに掲載していました。
内定辞退をしてから3ヶ月しか経っておらず、応募するか悩みましたが、後悔するくらいならした方がいいと思い、応募することを決意。
転職サイト経由で自己応募をしました。
書類が通過し、面接に行くことに。
面接官は内定辞退をした時と同じ担当者でした。
自己紹介をする前に担当者よりなにか言うことはないですか?と冗談交じりに言われ、まず謝罪の気持ちを伝えました。
一次面接を通過し、二次面接に進みます。
二次面接は現場責任者。
現場での仕事内容を詳しく教えて頂きました。
求人票の内容とは違う部分があり、ワクワクできる仕事内容ではなかったので最終面接のお知らせがきましたが、選考を辞退することにしました。
再応募した経験からの学び
今回は内定辞退してから3ヶ月に再応募をしたので印象が悪かったと思います。
その中で選考のチャンスをくれた企業様には大変感謝の気持ちでいっぱいですし、応募しなかった後悔はありません。
しかし、最低でも1年間は期間を空けるべきだと学びました。
仮に入社しても内定辞退した人だと社内で思われるので居心地が悪くなる可能性が高くなります。
自分の人生ではありますが、企業も忙しい中時間を作っていただいているので自分勝手な判断で行動することには注意しましょう。
まとめ:内定辞退後の再応募はできるけど慎重に
内定辞退後の再応募は可能です。
しかし、マイナスの印象からの選考スタートであり、乗り越えなければいけない壁が多いことは理解すべきです。
内定辞退してしまった過去は元には戻せませんが、辞退してしまったことの正直な理由、新たな企業への想いを面接時に伝えれば企業は理解してくれ内定獲得の可能性は高くなります。
内定を獲得して本当にこの会社でいいのかと迷う人は多いです。
だからこそ、迷わないためにご自身の転職で叶えたいこと、軸をしっかりと決めてから活動すると後悔のない転職に繋がりますので自分と向き合うこと、言語化するのには大変ですが、乗り越えた先にご自身の納得のいく企業との出会いが待っているので頑張りましょう。